映画『白ゆき姫殺人事件』★2
あらすじ
国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。
全身をめった刺しにされ、その後、火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫(井上真央)。
同期入社した被害者の三木典子(菜々緒)とは対照的に地味で特徴のないOLだ。
テレビ局でワイドショーを制作するディレクター・赤星雄治(綾野剛)は、彼女の行動に疑問を抱き、その足取りを追いかける。
テレビ報道は過熱し、ネットは炎上。噂が噂を呼び、口コミの恐怖は広がっていく。
果たして城野美姫は残忍な魔女なのか? それとも──。
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※以下ネタバレあり。
感想
- 湊かなえ原作ってことで『告白』が頭にあったせいかもしれないけど、いまいち刺激が足りなかった。う〜〜ん……
- 井上真央が地味な役「城野美姫」を演じる。
でも明らかに磨けば光る系……というか、ところどころ、やはり綺麗な人だよなってのが隠しきれてなかった。
だから最後の化粧して出てくるところもそんなにギャップを感じない。
みっちゃん回想の空虚な目や、不気味な笑顔はうまかったなあ。
- 「彼女の心の闇を作ったのは俺なんすよね……」
うざいね~。君とってもうざいよ~。
- 夕子「でも俺はダイアナじゃなくてギルバ……」
美姫のこと好きなんだね。
このシーン見て、「なんでわかりあってる二人が一緒じゃないんだろ。早く迎えに行くんだギルバート、引き篭もってる場合じゃない!」と思ってたので、幕引き方は共感できた。
ギルバートが迎えに行ってたらもっと気持ち入っただろうけど。
- 美姫の回想。係長のあの態度は容疑者になったせいか。
悲しいなあ。
- Twitter、ビデオカメラの記録、といった手法はもうそんな斬新じゃないのかな。
Twitterで話題が拡散していく様は、やってる人にとってはそれこそリアルで体験しているものだし、そっちの方が加熱具合ももっと激しい。
そのへんも刺激の足りなさのひとつかもしれない。
- 犯人は、赤星を貶めるに一番いいのは彼女だよなーと思ってたら、それが当たってしまった。あまり犯人当ても興味はないのだけど、当たるとそれなりに嬉しかったりするものなんだね。手癖が悪いのはストレスからなのかな。
- 各回想にちょっとずつ、または大幅にズレが生じてるのは結構面白い。
最初間違い探しみたいでワクワクした。
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