2014-09-30

良死にゲー「You Have to WIN the Game」100%コンプ

「VVVVVV」に似たシンプル操作&セーブがたくさんある死にゲー。
無料なのにとても面白かった。


クリアに必要な魔法の言葉

どうやらクリアには「Magic Word」「Magic Symbol」の2つが必要らしい。
その2つは

こんな感じで壁にラクガキとして書かれてるので、
それを探して罠いっぱいの洞窟内をうろうろ。
ちなみにブラウン管っぽい画面はゲームの仕様。



あと、見つけたものの使い方がよくわかんなくて、
検索したら答えをもろに見てしまい残念だったので、
段階踏んだヒントを置いときます(2014.09)↓

Magic WordとMagic Symbolを見つけたが、どう使うかわからない

ヒント1:
Magic Wordは暗号になってる。
Symbolをヒントに、解いて出てきた言葉をアルファベット部屋で入力。
ヒント2:
Symbolの( )は無視していい。中の数字が大事。
ヒント3:
解くと5文字の意味がある言葉になる。
ヒント4:
アルファベット表を見るとすぐわかる。
ヒント5(ほぼ答え):
アルファベット表を見ながら、Wordの文字をSymbolの数だけさかのぼる。
S…U…



難しい…

まずここ。かなり後半だけれども。

エビ4匹が放つ弾を避けながら、左の壁づたいに登ってく。
行けるかよ!と思ったけど行けるんですねー。ヤレヤレ



そしてここ。
勘違いしてて、無駄に難しい方法で行ってたらしい。

私がやってたのは、まず壁飛びして、画面切り替えあたりで再ジャンプ。


すると、うまくいけばちょうどワープがあるとこに落ちる。
入る寸前で「→」から「←」に入力切り替え。


なぜ「←」を押さないといけないかというと、
ワープ後右の壁にトゲがあるんですね。



ここで100回くらいは死んだ気がするんですが、
実はこんなややこしいことをする必要はなく、
ワープ右上に正規ルートがあったという……。
こっちは3回で行けた。がっかりだよ!



奥まで行くとネコがいて、実績解除。




鬼!

そしてそして、
「マジックワード」と「マジックシンボル」のラクガキを見つけたらクリアを目指す訳ですが……

---------- ここからややネタバレ注意。










もう最後かな?という面で、こんな分かれ道が。
「GO」「LOSE」
さて、どっちに行けばいいのか!?


ここであなたは思い出すであろう……
このゲームのタイトルを……

そう、あなたは勝たなくてはいけない。
負けてはいけないのだ。

これだけ言って「LOSE」に入ってしまった君。
君は獲得アイテムを全て失い、最初からやり直さなければならない(%はそのまま)


ってわけで、まあ1回クリアしてからですが、
私も興味本位で入っちゃったんですよね……
100%コンプを目指してる途中だったから、えらい目にあった。

しかもLOSE部屋に金貨袋があって、それを取り忘れたのでまーたLOSEに入って、
100%クリアの実績解除するため、もう一度やったっていう。
さすがに道を覚えた。















---------- ネタバレおわり。

最後に、はじめてクリアした時のスクショ貼っとこ!


そしてハードモードへ…

  • New Game > Extra Spicy Campaign
    ノーマル面をカスタマイズした高難度バージョン。
    時オカをカスタマイズした裏ゼルダみたいな感じ。
    おもしろいけど、これ詰みセーブがない?
  • 猫モードは「A cat has nine lives.」どうやら9ライフしかないらしい。
    こういうことわざがあるって聞いたことあるなー >ことわざに見る猫
    ノーデスやライフ制限はできる気がしないや。


お役立ち

2014-09-28

FGC vs. チーム横浜 20on

ボーリング場のゲームコーナー(FGC)/ゲームバー(横浜)にて。
わいわい楽しそうでした!
ちあきさん、トモさんだったかな。鹿児島の方もいるのですね~。


結果

チーム横浜の勝利!

チーム横浜(配信)

福岡ゲーマーズクラブ(配信)
01. こっこ(フォルテ)01. でぶ(フォルテ)
 02. み猫(豪鬼)
 03. ちあき(春麗)
02. ワタル(ルーファス)
03. 子安(ヴァイパー)

04. ちびひげ(ユン)

05. メア@KOF勢(キャミィ)
04. もはめど(ベガ)

06. トモ(ガイル)
05. たろー(バイソン)
06. けんじ(ゴウケン)

07. ぺぺだい♪(フォルテ)
07. ストーム久保(ヒュゴ)

08. だるい(ダルシム)

09. ミゾテル(ブランカ)
08. ツキジ(ベガ)
09. melo(エレナ)
10. あまから(ルーファス)
11. 冷血(バルログ)

10. きよしくん(アドン)

11. やまちゃん(ロレント)

12. 大分人(春麗)

13. ジャッカル♪(アベル)
12. PE(元)
13. aiai(ジュリ)

14. EXぷげら(いぶき)

15. 赤眼龍(リュウ)

16. すとらいく(殺意)

17. Hyde(ヴァイパー)

18. だんひる(さくら)
14. マッスルキングダム(本田)

19. ヤジロベー(ザンギ)
15. ついっぎー(ホーク)

20. ZANDALHAWK(ホーク)
魔法少女ざんぎたん(ザンギ)
baby nine(ガイル)
anton(ゴウケン)
さよならエンペルト(バイソン)
夜行(ベガ)

2014-09-26

「VVVVVV」Flipモードをクリアした!

通常モードで死にまくったおかげか、
Flipモード(上下反転)は1時間ちょいでクリアできた!
◎を取らずに進んだのも大きいけど。

死亡回数も500未満で済んだよ。
「Less than 500 deaths」の実績解除だ。ヤッタネ

あと、TOWERの音楽が逆回しになってて、「おっ!」と思った。
そういう工夫いいなあ。


ED絵も反転↓



クリア後はメニューも反転↓




今やってるのが「You Have to Win the Game」っていうこれまた死にゲーなんだけど、
これも「VVVVVV」と似ててレトロ系、シンプルな操作、セーブ地点多数、
おまけに無料なので興味ある人はやってみたらいいかも。



関連


2014-09-25

「VVVVVV」クリアした!

ふっふっふ……




ふっふっふっふっふ……



ってことで、◎も全部集めてクリア!おわったーー。
死亡回数は2300回ほどでした。




トゲ地獄もクリアしましたとも。ここでたぶん600回は死んでると思う。




残り2つ。まずここ。まさかセーブが仇になるとは……。






最後はこれ。
そんな早く飛べるか、と思ったけど頑張れば行けるもんなんだな~。




◎を全部集めると「Secret Lab」という新たなゾーンにワープ。
そこからタイムアタックができるようになる(反射板で60秒耐久した面)。

タイムアタックは苦手だから、もうあんまり触らないかなー。
Flipモード(上下反転)は面白そうだから、そっちをやりたい。



以上!

関連



2014-09-22

TGSメモ

9/20 あーくなま

アークのプランナー、小澤さんにアズラエルで
舐めプされた経験がある市来さん(ヒビキ=コハク役)。

リベンジしたいと意気込んで対戦に挑み、
なぜかセルフ実況を始める。

だんだん口が悪くなっていき……


#56:30- 因縁話
#1:01:00- 対戦開始


格ゲー全然知らなかった頃、
こういう煽り合いがある世界って面白い!と思って
格ゲー配信見るようになったっけなーと思い出しました。
笑った笑った。



ウル4 オメガエディション

動画

記事







9/21 MCZ ウル4日本大会

や~~大会やっぱり面白いなあ。


エキシでは
 ウメハラ(殺意) - ネモ(ロレント) 5-2

本戦では
 インコ(ルーファス) - 板ザン(ザンギ) 2-1
 マゴ(ヤン) - ウリアッ上(ザンギ) 2-1
 ボンちゃん(サガット) - かずのこ(ユン) 2-0
 ぺぺだい(フォルテ) - インコ(ルーファス)
  2-1 → 2-3 → 4-3 → 5-4

などなど見どころたくさん。


決勝のぺぺだい(フォルテ) - ボンちゃん(サガット)では、
「ボン vs ボム」なんてチャットも流れてきたっけ。
ほとんどぺぺだいさんがリードする形での点取模様で、
5-3となりました。


優勝したぺぺだいさんは熊本の方だそう。
(FGC = FUKUOKA Gamers Club

優勝後、インタビューで
「ものすごい練習量だったんじゃないですか?」
「もう6年間……
 最初の1年は勝率20%もいかないくらいで
 ずーっとボコボコにボコボコにされ続けて……」
とコメントし、目頭をおさえてました。

「evoいきてえええんだあーー」ってツイートしてたし、
EVOチケット獲得は嬉しかっただろうな~。


関連リンク

感想配信


2014-09-19

映画『凶悪』★4

凶悪 [DVD]

あらすじ

史上最悪の凶悪事件。その真相とは?
ある日、雑誌『明朝24』の編集部に一通の手紙が届いた。
それは獄中の死刑囚(ピエール瀧)から届いた、まだ白日のもとにさらされていない殺人事件についての告発だった。
彼は判決を受けた事件とはまた別に3件の殺人事件に関与しており、
その事件の首謀者は“先生"と呼ばれる人物(リリー・フランキー)であること、“先生"はまだ捕まっていないことを訴える死刑囚。
闇に隠れている凶悪事件の告発に慄いた明朝24』の記者・藤井(山田孝之)は、彼の証言の裏付けを取るうちに事件にのめり込んでいく……。
Amazon

※以下ネタバレあり。







話の流れ・感想



「リリー・フランキーの演技がやばい」「彼の役は“先生”と呼ばれている」

という前情報を仕入れて見てたので、
すっかり「先生」の黒幕っぷりを楽しむ映画だと思いきや全然ちがった。

「先生」は頭がおかしいけれども、ハンニバル・レクターのような「天才」ではなくて、
無邪気な「悪」でした。
だからこそその辺にもしかしたらいるかもしれない、
リアルさが増すという点では、こわいなあ(実際の殺人事件が下敷きだし)。


人の命が軽石を蹴る程度に軽いのも特徴。
「腹減った。飯食いに行こうぜ」「あー、じゃああいつ殺してからな」「おーいいよ(笑)」
みたいな。
胸糞悪いというレビューが多い理由はそのへんだろうか。

役者さんみんなハマってたけど、特にピエール瀧さんの演技が良かった。

黄:ストーリーのメモ


冒頭

橋の欄干を歩かされ落ちる男、レイプ放火殺人、舎弟を銃で撃ち殺すシーンから。
すべての殺人には「須藤」が絡んでいる。


余罪の告白

面会で会う死刑囚の須藤は人が変わったかのように丁寧な口調で、
罪を真摯に悔いている様子。
だが人ってそうそう変わるもんじゃないしな~。

須藤は共犯の「先生」(木村)がシャバでのうのうと生きてるのは許せないと、

余罪の告白を始める。


余罪1 絞殺

木村、会社(木村商事)にて金を貸していた老人、菅原をはずみで絞殺。
(はずみといってもガンガン首絞ってたけどね……
 彼風に言うなら「思ってたより簡単に死んじゃった」って感じだと思う)

→ 須藤に助けを求め、森田土建の焼却炉で焼く。


→ その後、森田は資材の下敷きになって半死半生状態。

 (森田は余罪2、島神の処理を断っている。おそらく口封じ)


余罪2 生き埋め

島神という土地持ちの老人を生き埋めにし、土地を奪う。
(島神を連れてきたのは福森――介護業者――だよね)

→ のち、木村がショベルカーで死体移動、証拠隠滅。



余罪3 保険金殺人

電機店を経営する牛場に保険金をかけ殺害。
(借金苦に陥っていた家族とも折合済)
警察は自殺と判断。


殺す前に爺さんに酒をガンガン飲ませ、体押さえて流し込み、
電気コードやスタンガンで傷めつけて遊ぶシーンがやばい。

子どものようにはしゃぎ楽しむ木村。
須藤も電気でぶるぶる反応する爺さんを見ておかしがってる。
舎弟1、五十嵐は須藤の命令に忠実に動く。
舎弟2、日野はかなり引いてるが命令には従う。


木村は余罪1でも
「遺体に火ィつけたい」「肉の焦げる匂いがする」ってキャッキャしてたしなー。
純粋に楽しんでるんだよね、この人。

氷と遺体を沈めたバスタブの横で平然とシャワーを浴びる須藤も、
異常な出来事がこの人にとっていかに「普通」かってことがわかる良シーンだった。


「ムショで意気投合した」ケンちゃんを殺害

組の頭(新島)に出所祝いをもらうどころか、金をとられたと。
「ひでぇ話だ、型にハメてやらぁ」ってことでブッ込みに行く須藤と五十嵐だったが、
実はケンちゃんが嘘をついてたとわかり、冒頭のシーンへ。

橋の欄干を歩かされ、タバコを押し付けられてたのは彼。

(落下が死因かわからないが、死んだらしい)


日野を監禁・殺害未遂

牛場の死体を遺棄する際に、

須藤「お前ケンちゃんが金受け取ってたの知ってたろ。同罪だかんな。

   俺は裏切られるのが一番許せねーんだよ。この仕事終わったら速攻ブッ込むからな」

日野を非難。

見に覚えのない疑いを突然ふっかけられた日野は逃亡するが、冒頭シーンへ。
(彼女と一緒に監禁、目の前でレイプされ、最後は灯油かけられて焼かれる)

五十嵐を撃つシーンもそうだが、勝手に疑って、即殺すのがコイツやばすぎる。
撃ったこと後悔するくらいなら、もうちょいちゃんと確かめろと。なぜすぐ殺す。


保険金殺人2(未遂)

牛場の爺さんの保険金だけじゃ借金が返せない。
ということで、木村は婆さん殺害を持ちかける。

息子「でも……ばあちゃん何にも悪くな……」
木村「善悪どーでもいい。時計質屋に預けるとでも思って

つくづくひどい会話だ。


取材が記事になる

警察のおざなり対応が上司を奮起させ、掲載許可が降りるってのが面白い。


その後、藤井は正義に取り憑かれ
木村を死刑にするまで追い詰めようと取材を続ける。

キリスト教に入信し、
俳句や短歌を覚えて満ち足りた日々を過ごす須藤とは対照的。


家庭ではこれまで痴呆?の母を介護してきた妻が限界を迎え、
離婚届けを見せられる。

関係ないけど、池脇千鶴と山田孝之の夫婦ってどっちも童顔だなあ。

この時の妻のセリフも心に残る。
記事を好奇の目で読む読者の揶揄。 >『虚無への供物』


法廷

「許せない。許されない事件」
「ふたりは死ぬべき人間だ」と強い意思をもつ藤井をあざ笑うかのように、

須藤「記者を使って延命しようとしたことは確か」と証言。
(=藤井は思い通りうまく動いてくれた)

木村は死刑ではなく、無期懲役となる。




須藤「残された人生で償い、歩いて行きたいと思います」

藤井「あなたが殺した被害者のために、あなたは生きていちゃいけない。
   ……須藤!この世で喜びなんか感じるな!生きてる実感なんか感じるな!!」

須藤「藤井さん、神様は俺に言いましたよ。生きて罪を償いなさいって」


この時の須藤、穏やかな……悟った顔してんだけど、

悔しいか?
あれだけ残虐な殺しを働いた俺が、生きていて悔しいか?

と言われてるようでなー。

……。





「この世で喜びなんか感じるな」

人に悪をはたらいた者は相応の苦しみを負え、という心理。

だが須藤は穏やかな顔で筆を執り、これからも短歌や俳句をしたためるのだろう。
(藤井が手紙をくしゃくしゃに丸めたのは、それが許せないからか……)

できた人間なら、須藤のそういう「贖罪」を受け入れるべきだって考えるんだろうけど、
藤井の「やつらが心の平安を得ることさえ許したくない」という心理もわかるんだよなあ。

人の苦しみを望むなんて、正しいあり方ではないのはわかってるんだ。

わかってる。だけど、居るんだ。
だから、身動きがとれなくなる。





疑問

なんで木村が「先生」と呼ばれるようになったのか?
これ最初から気になってたんだけど、結局明かされなかったなあ。

須藤と木村の出会ったきっかけも、小説の方にはあるのだろうか。
いつか読んでみよう。


リンク





2014-09-18

良死にゲー「VVVVVV」

概要

使うのは方向キーだけ。
↑、↓を押すと、上下の底にたどりつくまでず~~っと落下する。
敵やトゲに当たると死亡っていうゲーム。



音楽

反射板コースの曲が気持ちよすぎてトリップしそうだ。(1m47s~
やってない人はネタバレ注意。
[TAS] VVVVVV No Death Mode with all trinkets
死にゲーといえば、以前「キノコ&ギャル」という
「クソゲー作る気で作ってみました」ってアクションゲームをやったんだけど、
操作性悪いし死ぬしで3面で投げたっけなー。

あれやった後だと
「死にゲーで良ゲーって、成立するんだねー」としみじみ思う。




9/18

▼今日はここまで。
まだ探索できてないとこがチラホラ。
結構◎(Shiny Trinketというアイテム)は取ったよ。




▼見よ!このトゲ地獄!
ビューッと落ちて、トゲに当たらないよう左右に操作する。
超スピードイライラ棒みたいなコース。

しかもてっぺんまで辿り着いたら折り返しで、もっかい戻らなきゃいけないし……
それでもスクショ撮れるくらいには行けるようになったよ。
トテモ、トテモ死ンダ。

折り返し後のピンクのとこは、右に行くと行き止まりなので左に行きたいんだけど、
なかなか曲がれない。意識配分が難しい……。


←Deliciousじゃないよも~~。鬼か。





こっからスタート↑
この◎を取るためだけに、トゲ地獄を上に落ちて、さらにまた戻ってこなければならない。



▼もうひとつ難しかったのが、2人で行動しなきゃいけないここ。
行き方も合ってるのかよくわかんなくて、40分くらい詰まってた。

最初クリアできる気がまっっったくしなくても、
頑張ればクリアできるから不思議っていうか、よくできてるよなあ。


あと一度行けるようになると、次から割と簡単に行けるようになるのも不思議。
人間ってスゴイね。



その後


クトゥルフTRPG

何の気なしにニコ動のランキングから見始めたんですが、
すごく面白い!



Amazonより
TRPG自体あまり知らない世界なんですが
(遊戯王の獏良くんがやってたり、小学生の頃ゲームブック(→)が好きで、それ界隈で存在は知ってた気がする。というかゲームブック、Amazonで中古品2件・4万円!?希少品ぽいしそのくらいはするかー…)、

これはハマるね~。

最新作の「脳髄倶楽部」はまだpart3までなので、
1作目の「本当にあったSAN値が下がるクトゥルフ」
2作目の「風変わりな旅行」を見終わったところ。

いやー、1作目は波瀾万丈で面白くって、
2作目はミステリーの楽しみを存分に味わえる動画でした。

クトゥルフ全然怖くないとか言っててごめんなさい、
TRPGになるとこんなに緊迫感が上がるものなんだなー。
出目や選択肢によっては、目の前に死があるもんね。


もうちょい色々動画を見てみて、
ルールや基本を覚えたらオンラインの初心者部屋に参加してみよっかなーと思います。
わくわく。



リンク


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最近

格ゲーとか顔TVの記事全然書かなくなっちゃったな。



EVO PV終了
→ 一段落つく+旅行中は電源もったいないからネット見ない
→ 浦島太郎化
→ まあいいか
→ あれ…記事かかなくていいって楽だな?
→ 受動モードへ


って感じで、特に書くこともなくなってしまった…

配信は相変わらずちょいちょい見てるんですけどね。
いまは、Twitterのフォロワーさんが何人か大会実況してるので、
それ見ながらつぶやくので満足だったりします。

TGSのウル4日本大会も超楽しみ!




最近手を伸ばしたいなーと思ってるのは、
映画、美術、「VVVVVV」っていうSteamの死にゲークトゥルフTRPG

クトゥルフTRPGについては次の記事で。

2014-09-15

映画『白ゆき姫殺人事件』★2

白ゆき姫殺人事件 [DVD]

あらすじ

国定公園・しぐれ谷で誰もが認める美人OLが惨殺された。
全身をめった刺しにされ、その後、火をつけられた不可解な殺人事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まる。彼女の名前は城野美姫(井上真央)。
同期入社した被害者の三木典子(菜々緒)とは対照的に地味で特徴のないOLだ。
テレビ局でワイドショーを制作するディレクター・赤星雄治(綾野剛)は、彼女の行動に疑問を抱き、その足取りを追いかける。
テレビ報道は過熱し、ネットは炎上。噂が噂を呼び、口コミの恐怖は広がっていく。
果たして城野美姫は残忍な魔女なのか? それとも──。
Amazon
※以下ネタバレあり。





感想

  • 湊かなえ原作ってことで『告白』が頭にあったせいかもしれないけど、いまいち刺激が足りなかった。う〜〜ん……
  • 井上真央が地味な役「城野美姫」を演じる。
    でも明らかに磨けば光る系……というか、ところどころ、やはり綺麗な人だよなってのが隠しきれてなかった。
    だから最後の化粧して出てくるところもそんなにギャップを感じない。
    みっちゃん回想の空虚な目や、不気味な笑顔はうまかったなあ。
  • 「彼女の心の闇を作ったのは俺なんすよね……」
    うざいね~。君とってもうざいよ~。
  • 夕子「でも俺はダイアナじゃなくてギルバ……」
    美姫のこと好きなんだね。
    このシーン見て、「なんでわかりあってる二人が一緒じゃないんだろ。早く迎えに行くんだギルバート、引き篭もってる場合じゃない!」と思ってたので、幕引き方は共感できた。
    ギルバートが迎えに行ってたらもっと気持ち入っただろうけど。
  • 美姫の回想。係長のあの態度は容疑者になったせいか。
    悲しいなあ。
  • Twitter、ビデオカメラの記録、といった手法はもうそんな斬新じゃないのかな。
    Twitterで話題が拡散していく様は、やってる人にとってはそれこそリアルで体験しているものだし、そっちの方が加熱具合ももっと激しい。
    そのへんも刺激の足りなさのひとつかもしれない。
  • 犯人は、赤星を貶めるに一番いいのは彼女だよなーと思ってたら、それが当たってしまった。あまり犯人当ても興味はないのだけど、当たるとそれなりに嬉しかったりするものなんだね。手癖が悪いのはストレスからなのかな。
  • 各回想にちょっとずつ、または大幅にズレが生じてるのは結構面白い。
    最初間違い探しみたいでワクワクした。

2014-09-12

映画『恋の罪』★4

『冷たい熱帯魚』も観たいんだけどグロいのだめそうなんだよな~…
恋の罪 [DVD]

あらすじ

どしゃぶりの雨が降りしきる中、ラブホテル街のアパートで女の死体が発見される。事件を担当する女刑事・和子(水野美紀)は、仕事と幸せな家庭を持つにもかかわらず、愛人との関係を断てないでいた。謎の猟奇殺人事件を追ううちに、大学のエリート助教授・美津子(冨樫真)と、人気小説家を夫に持つ清楚で献身的な主婦・いずみ(神楽坂恵)の驚くべき秘密に触れ引き込まれていく和子。事件の裏に浮かび上がる真実とは……。3人の女たちの行き着く果て、誰も観たことのない愛の地獄が始まる……。
Amazon
※以下、ネタバレあり。





感想

序盤のいずみちゃんのセリフ棒読み、
作家の旦那「僕の肉体を見て!」、
いずみとカオルがラブホ街で手を取り合ってぐるぐるぐる~「アハハハ ウフフフ♡」、
唐突にぶつけられるエロいペイント風船、
真っ裸で「いらっしゃいませ!試食いかがですか?おいしいですよ?」、
からのスーパーで客の手をおっぱいに当て「私も食べて!♡」

コメディかってくらいシュールだったけど、
途中からカオル、美津子さんのドスのきいたセリフにまじびびった。

美津子の役者さんいいなー、冨樫真さんというらしい。素敵だ。
あとその母親、志津がこれまた素敵なキチガイでいらっしゃって。
エルロイの『ブラック・ダリア』思い出すんだなー。



「城」とはなんぞや

作中最後で語られてたけど、
父親が好きな美津子はその間違った愛情を拒否された際カフカの『城』を渡され、
父にこう言われる。

「みんな城のまわりをぐるぐるまわってるだけなんだ。けして辿りつけない。
 お前にとって今は私が城なんだ」

最後に廃墟でも、
美津子「私を殺してくれる人を探してた」
いずみ「死ぬと城へ行けるのかしら?」
みたいなやり取りしてたし、「城」は「求めてやまないもの」って意味なんだと思う。

カフカの『城』は未読なので、ざっとあらすじをいくつか読んだが、
「城へ行こうとするが辿りつけない、
 職業によりがんじがらめになっている人間の様子」
を描いているらしい。

とすると、やっぱりその意味で合ってるよなあ、と思うんだけど、
美津子が途中「カフカの城じゃない」って言ってたのは、
自分の城はそれじゃないって意味だったのかな。
彼女の城は、お父さんだから。



「言葉なんかおぼえるんじゃなかった」

これまた作中で何回も繰り返される詩。
田村隆一『帰途』。

言葉なんかおぼえるんじゃなかった
日本語とほんのすこしの外国語をおぼえたおかげで
ぼくはあなたの涙の中に立ちどまる
ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる
一部引用

いずみが最後まるで美津子みたいな風体になって、
男に蹴られ鼻から一筋の血を流し微笑むシーン。
詩の最後「ぼくはきみの血のなかにたったひとりで帰ってくる」を思い起こす。

美津子は詩の「涙の中に立ちどまる」という部分について、
立ち止まってしまうのは涙の意味(肉体)を知ってしまってるからだ、
知らなければ目から流れ落ちるただの水だ、と言ってた。

んじゃあ一滴の血の意味(肉体)を知ってたら、
いずみが流すこの血の中に、帰ろうとしてしまうのかな?
なんて考えたけど、どうだろね。考え過ぎかもしんないな。


とあるブログには、
「美津子は昼は文学科助教授として言語を教え、夜はそれを肉体化する」
って書いてあった。

彼女が『帰途』の詩を愛するのは、文学者だからこその言葉の煩わしさ……
障壁に悩んでるからなのか。

どっかのブログに、
「言葉があるが故に、人と人はそれを介さなければならない。
 直接愛することができない」
とも書いてあったっけ。それ今ならわかるなあ。

お父さんに愛を伝えたら、
彼は「城」という言葉で自身を囲ってしまったじゃないか。
言葉がなければ、意味のない世界だったら、
そんな障壁に立ち止まることもなかったのに。



殺害時、誰が何をやったのか?

これも自供があったものの、曖昧なとこはあるなあ。
以下自分の妄想を含む。


志津がマネキンをバッグに入れて持ってきて、廃墟付近で待機。
いずみが美津子の首を絞め、カオルが腕を押さえ、志津が刺す。
いつも余裕のカオルの顔が珍しく歪んでる。

この極限状態つくるのうまいなーと思った。
美津子「もっと絞めて」
志津 「もーっと絞めろォ」
これを延々と聞かされるんだから、恐ろしいことこの上なし。


殺害後、志津がカオルに解体を指示。
「おおいに手伝っていただいたおかげで」

美津子の「穢らわしい部分」を切り取りバッグへ。
代わりにマネキンをくっつけ、服を着せる。
服が赤いドレスとセーラーなのは、どちらも美津子の象徴だと思うけど……うーん。
清い状態で彼女の服を着せて、清らかな彼女にしたってことなのかな。
不浄を絶やすために。


壁に城って書いたのは……いずみであって欲しい。
ここが「城」だ、美津子は辿り着けたんだ、という意味で。ロマンすぎるか?
「母は何でも知ってるのよ」って言ってたから、
城のことを知ってた志津が書いた可能性もあるけれど。
でも彼女なら城=夫に辿り着いて欲しくないはずだよね。

志津、カオルにバッグを持たせて自宅へ帰る。
カオルはさすがに異常すぎて、精神やられて自殺(顔歪んでたし)。


いずみも自宅へ。カーペットにペイント弾の跡が付着。
……いや待てよ。
旦那の方が、美津子との件でペイントたっぷり浴びてるのか……
じゃあ旦那の服のがついたのかなー。

聴取時それを見て、刑事さんは席を立ったんだよね。
何か勘付いたんだと思うけど、その心理はよくわかんないなあ。
この夫婦の裏に自分たち夫婦を重ねたのか、
もうどうでもいいって思っちゃったのか。むむむ。



それぞれの終わり

美津子さんは城を求めて死んじゃったな。

いずみちゃんは美津子みたいになっちゃった。
城を求めて、でも辿りつけなくて、永遠にまわりを周ってそう。

刑事さんは最後ゴミ収集車を追ってった。
序盤の同僚の話と重なる。
話に出てきた奥さんの場合は「私なにやってんだろ」って
両手のゴミ袋を放り出し、プチ家出。
3日経って帰ってきた……らしい。

刑事さんの場合は、円山廃墟前に来ちゃって、
愛人からの電話も鳴るしで、結局元に戻っちゃいそうだよね。
収集車に気づくまでは、携帯切って夫との時間を大事にしようって雰囲気あったのに。

ざーんねーん、愛欲地獄へようこそ(再)。



ほか


  • 美津子が助教授から娼婦へ変身する時
    「しんすけはどこに行ったの?しんすけは死んだよ。じゃあしょうがないよね~」
    しんすけはお父さんの名前(絵画のサイン)
  • 旦那と美津子がセックスしてペイント弾ばっしばしぶつけられるシーン、
    ネオンみたいな花火みたいな、すごくキレー。
    んで、終わった後の美津子さんが超美人。
    このあと死ぬってわかってた顔?(殺すように仕向けてたけど)
  • 「売春」の捉え方が面白い。
    愛がないなら金を介す、金を介すと自分の体の立ち位置がわかる……だっけか。
    なるほどだった。
    そして5000円稼いだ「記念碑」?
    言葉じゃなく体でおぼえる授業の一貫てことなんだろうけど、エグいね。
  • 美津子と出会った晩のふたりの色が特徴的。美津子が赤、いずみが緑。
    いずみが最後、赤になってたら面白いよなー。なってたかな?かもしれない。
    魔女っ子クラブで服選んでもらった時はピンク系の赤だった。
  • 数回使われてるクラシックはマーラー交響曲第5番だって。
    感想ブログ読むととても真面目に考察されてるんだが、
    私は単純に魔羅とかけて使ってね?みたいな下衆思考がとまらん。
    だってそういうの絶対好きだろこの監督……
    試食のウィンナーでかくしてくとか、そんなんやってるし。
  • 疑問:刑事さんの首絞めてた、赤いドレスの女、だれ?



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映画『悪人』★3

悪人 スタンダード・エディション [DVD]

あらすじ

土木作業員の清水祐一は、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。
馬込光代は、妹と2人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。
孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。
しかし、祐一は連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だった ――。
光代はそんな祐一の自首を引き止め、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かう。
Amazonより

※以下ネタバレあり。






感想

中盤あたりでもう真相、
「どういう出来事があって祐一が殺人を犯したのか」がわかる。

被害者の佳乃も、「夜、山中に男と二人きり」という状況で、
なんで男を逆上させるようなこと言うかな~……

と思ったけど、それで殺していい訳はないし、
直後のお父さんの言葉(幻影に傘を差し出すシーン)を聞いてると泣ける。



そのあと祐一の家に警察がいると祖母から電話、
光代をやや強引に連れ出し、愛の逃避行。
このへんはちょっとロマンス色強すぎてピンとこない。

互いに惹かれ合い、
光代は彼の自首をクラクション鳴らして止め、灯台にふたり隠れる。
愛を確かなものにしていくが、そんな時間は長く続かず捜査隊が近づく。

最後に祐一が光代の首を絞めたのは、
警察に彼女が被害者だと認識させるためだったんだろうか。
小説だとそのへんの心情がよりわかりやすいみたいだ。
彼女に自分を忘れて新しい道を見つけて欲しいから、って意見はなるほど。
映画・悪人について… - Yahoo!知恵袋



なにより、佳乃のお父さん……柄本明さんの役と演技がすごくよかった。
葬式で警察に「こんなとこにいる暇があったら……!」怒鳴ったと思ったら、
息もつかせず謝って「お願いします……捕まえて下さい……お願いします……」
と涙ながらにお願いするシーン。

または、理容室で「お前が博多に住むのを許すから……!」
妻を怒鳴ってしまい、「私のせいであの子は……(死んだっていうの……)!?」
「そんなこと言ってない!!」「泣くな!泣いてもあの子は帰ってこない!」
妻、涙をこらえきれず部屋を飛び出す、というシーン。

このシーンは
「お母さんかわいそすぎんよ、娘死んで残った二人で感情ぶつけ合ってどうするんだ……」
って思ったけど、人間としてはそうする気持ちがわかる。
やりきれなさをついぶつけてしまう、どうしようもなさ。

犯行現場で娘の幻影に傘を差し出すシーンも良かった。
「なんしよるとか?こげん寒いところで……」
こういう死んだ人の幻影が見えるのって、
結構ありがちだから「あ~……」と思っちゃうんだけど、
これはお父さんの熱演のおかげで感情入ったなあ。



「だれが本当の悪人なのか?」ってコピーをなんとなく覚えてたので、
悪人がぞろぞろ出てくるのかと思ったら、
マスコミに怒鳴ったバスの運転手や大学生の友人みたいな、
人の良心の方が心に残る映画だった。

まあ金をだまくらかす悪い詐欺師も出てきたけど……
あの恫喝めっちゃ怖かったなあ……

でもタイトルが一番かかるところは、やっぱり最後に光代が言う
「世間で言われよるとおりなんですよね……
 あの人は悪人なんですよね……人を、殺したとですもんね……」
に凝縮されてると思う。

世間でいう「人殺し=悪人」と、自分が知る「彼」のズレ。

ついでにこのセリフは彼の望み通り、彼を忘れようと、
一般の「悪人」の認識に帰るような雰囲気も匂わせてる。
「(出所するまで)何年でも待つ」と言ってた光代だから、この心理変化はたぶん、
彼の望みをそのまま受け取ったって事なんじゃないかなあ。



橋には祐一がおばあちゃんに買ってあげたスカーフが結ばれていて、
それもまた印象的。

愛の逃避行には浸れなかったけど、人間描写は楽しめる作品だった。