2014-02-22

お知らせ

2月最後~3月はやりたいことがあるのでブログ更新は少なくなります。
韓国大会までには終わらせて、ゆっくり観戦したいなあ。

2014-02-18

おもしろマジック

やーーー、いま母からマジックの動画を見せてもらったんだけど、
面白かった。
Criss Angel BeLIEve: Criss Rips Bodies Apart (On Spike)
まさかまさか現実にこんなことあり得ないだろうし、
映像自体がマジックなのかなー。
(そうであってほしい)

にしても逃げ惑う人々、
びっくりして半分のまま逃げだす女の人
(そしてそれを抱えて戻すマジシャン)、
卒倒しそうな青年、
反応がリアルですごい。

2014-02-13

ジグソーパズル

かずのこさんとKSKさんが作ってるのを見てやりたくなったので、
自分でも購入してみました。
絵柄はナイトメア・ビフォア・クリスマス。

ジグソーパズルは初心者。
1000ピースに挑戦するのももちろん初。
ワクワクしながら届くのを待つ。

届いた!
階段を圧迫するダンボール。
1000ピースって、思ってたよりかなりでかい!

すげーはしゃいでたら宅急便の兄ちゃんに笑われた。
けど中身はフレームだから、喜び損である。


次の日パズルが届いて、さっそく開始。

とりあえず外枠と、オレンジ色を気にしながら組んでいく。
一度はじめると夢中になってしまう。
6時間でこんな感じ:

やりながら、これ神経衰弱と似てるなーと思った。

「さっきこの絵柄見たなー」とか、
「この特徴的なピースの形、どっかで見た」
という事から進む展開が割とあった。

暗記ゲーなのか?


あとは、大体の色・柄で仕分けしたあとに…
ピース全体の色を見るよりは、
凹凸部分だけに注目した方が、早く見つかるかも。

上の場合だったら、
「凹部分は茶・ベージュの縦割り」と覚えて、
それに合う凸を探してきてはめてみる。
違ったらよけて、また別のを試す。

初心者ながら、それで割とうまくいったんだけど…

差出がましくもわざわざこんなことを書いたのは、
Godsにコツを教えたくなるような、
遅々とした進行具合の方がいらっしゃるからですね。

誰とは言いませんが。




そして完成!
全部で12時間くらいかな。

最初に買ったのがこのパズルで良かった。
ティム・バートンの作風が好きというのもあるけど、
ピース一枚一枚に微細な色や線が散りばめられていて、宝石みたいだった!

『ロリータ、ロリータ、ロリータ』の序、「霜の針、パンの屑」みたいだよね。


部屋に飾ろうっと。

2014-02-12

『恐怖の兜』 その3

2013/11/10のメモより:


アリアドネの名前は、ミノタウロスの迷宮の神話で有名だけど、
「モル」っていう名前はもしかして物質量の単位からきてるのかな? >mol

そうだとしたら、
夢の世界にしかいない彼女がそんな名前を持ってるなんて、
なんだか皮肉だね



関連




2014-02-07

EVO2014 種目決定

ウル4、UMvC3、Killer Instinct、インジャスティス、KOF13、BBCP。
スマブラは協議中。

参照:




関連リンク

Evo 2014 公式

2014-02-04

ニュース2つ

Xian、GacktがTeam Razerに加入


>RazerSRKeventhubs

ふと、大会でときどさんとXianのMCZ Tシャツがよくかぶるってのを思い出した。
これからはそういうことなくなるんだなー。



FilipinoChamp、ShadyKがcompLexityを脱退


>compLexitySRKeventhubs


2つの話題はこちらにも:
UltraChenTV for Japanese: UltraChenTV Tuesday 2/4/2014

7日12:00からEVO2014の種目発表。 >チェッカー

2014-02-01

漢詩

2010/04/06のTweetより訂正加筆。


春暁


春眠不覺曉 春眠暁を覚えず
處處聞啼鳥 処々啼鳥を聞く
夜来風雨聲 夜来風雨の声
花落知多少 花落つること知る多少

春の眠りでは朝が来ても気付かない
あちらこちらに鳥が鳴くのが聞こえる
(そういえば昨日の)夜は雨風の音がした
花はどれくらい落ちたのだろう
「春眠暁を覚えず」っていいよなー…
この「夜来風雨の声」っていうところが特に。

「処処啼鳥を聞く」でほのぼのしてたところに、
サアーッと、夜の雨というドキッとする句がきて、
最後は点々と落ちた花弁の色のイメージ。

最初に読んだのはたぶん中学生の時だけど、
情景があまりにも綺麗だったので記憶に残っている。
詩の力ってすごいなあ、と思った。



陶淵明

漢詩の話を父にすると、
陶淵明(トウエンメイ)という人を教えてくれた。

さっそく検索してみると、
松岡正剛さんの千夜千冊に取り上げられているのを発見:

872夜『陶淵明全集』陶淵明|松岡正剛の千夜千冊
49歳のときの陶淵明に『形影神』という、とんでもなく大胆奇抜な詩があった。「形」と「影」とが「神(しん)」をめぐって問答をしでかすという内容だ。形は肉体、影は精神と見立ててよいが、そういう解釈はともかくとして、言いっぷりがいい。

その後、詩の紹介があり…
大鈞は轆轤(ろくろ)のことである

なるほど、そうなのかー。
父がこの句を指して薦めてくれたのかはわからないが、
こんな気持ちでろくろを回していたりもするのかな。

さらに、『形影神』についてはこちらもわかりやすかった:
形影神(陶淵明:自己との対話)

面白いなあ。そう言ってくれると、なんか気が楽になる。



閑情賦

千夜千冊の最後にて官能山水と紹介されている詩。
理想の女性への思いを綴ったもので、
このあと、詩は襟になって香しいものに染み、帯となってその腰を締め、眉墨となって視線となり、靴となって素足に添いたいというふうに、しだいにきわどくなっていく。
とある。

この部分を読んだ時に思い浮かんだのは、
「時代は変わってもエロは共通かー」といったような、
例えば「地獄先生ぬ~べ~」で男子が女子のパンツになる話だったりするんだけど、

閑情賦:陶淵明のエロティシズムを読むとその先こそが肝なのだと思った。

願在衣而為領
承華首之餘芳

願わくばそなたの衣の襟となって、首の香りをかいでみたい

だけど、

悲羅襟之宵離
怨秋夜之未央

悲しいことに衣は宵に脱ぎ捨てられ、長い夜を耐え忍ばねばならぬ
この調子で、
「○○になって、あなたと共にいることができれば。だが、それは叶わぬ望みだ」
という句が続く。

考所願而必違
徒契闊以苦心
擁勞情而罔訴
歩容與於南林
棲木蘭之遺露
翳青松之餘陰

わが願いはどれも満たされることがない、いたずらに身を切られるような辛い思いをするばかり、悶々とした思いを抱いて、南林に徘徊しては、木蘭の露の傍らに身を休め、青松の影に身を隠そう
斂輕裾以復路
瞻夕陽而流歎
歩徙倚以忘趣
色慘悽而矜顏
 
裾をからげて帰り道につき、夕日を眺めては溜息をつく、我が歩みはとぼとぼとして行き先もわきまえず、顔色は優れずして涙さえ流れるのだ

恋焦がれることの苦しさを映し、
漂う情景は狂おしく物悲しい。

そしてこのように綴られる。
徒勤思以自悲
終阻山而帶河
迎清風以去累
寄弱志於歸波
 
いたずらに思い煩ったばかりに、そなたとはついに山河に隔てられてしまったようだ、もう思い煩うことはやめて、心中の悩みを風に乗せて吹き払い、惰弱な心を東流する川に流そう
この句がすごいよ。
あれこれと煩悶するからこそ、彼女とこんなにも隔たりを生んでしまった、と。

結びは、こうした思いすべてを打ち明けて清い心に戻ろう、となるのだが…

私はこの手放された情念が、
文字となりどくどくと紙面を漂う景色に、
かえって心惹かれるのだった。



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