2015-12-29

思い出のクリックゲー「Vectorpark」とその進化

前回素敵なゲーム「Monument Valley」について書いたのですが、そういえばむかし似た雰囲気のゲームがあったなーと、ちょいと探して見ることにしました。

「たしか相当むかし……Flashが流行り始めた頃にやった……Parkってタイトルだっけな?」

あったあった、そうだ、
Vectorpark.comの「Park」ってゲームだ!(要Flash)

タイトルを見るとどうやら2001年のものらしく。
もう15年も経つのかー、よく残っててくれたなあ……。


内容は不思議な世界観を味わう、クリック探索ゲーム。

ともかく、説明もないし、クリア条件が示されるわけでもなし、まず何をすればいいやら?
マウスを乗っけたり、クリックするとアクションがあるけれど……ふむ?
で、何を終わりとして見ていいやら……?

そんな感じの作品。
いま遊んでもやっぱり不思議でした。

(ゴンドラで別天地から帰ってきて、メリーゴーランド作成機みたいなのや、木のてっぺんに降る雪を覗いて、オバケの体が8ヶ所出てくるまで待ってみたけど、何もないなあ。これで終わり?それとも他にやることあるんかな。)




終わりのないゲームに首をかしげながら、公式サイトを覗いてみると、おお!
どうやら作者のPatrick Smithさん、現在iphone向けのゲームも制作しているらしい。

さらには、最新作「Metamorphabet」で、Appleデザイン賞やIGF2015(インディゲームの祭典)美術賞を受賞したとか……へえ~~!すごいなあ!




受賞作は、アルファベットが変形していく知育ゲーだそうだ。
なるほど、こういうタッチで遊ぶ系はまさにスマホにぴったり。

 

15年も昔に遊んでいたFlashゲームがスマホに登場し、さらに遊びやすく、楽しく進化している……これがとても新鮮でした。

さらには、クリックゲーがスマホの登場により、疑似触感を得られるようなインタラクティブ性をもつものに変わるということ。
そのようなゲームデザインを考える制作者に感動を覚えたのと、あとスマホのタッチってなんなん?タッチでゲーム内のものを自由に動かして遊べるって、すごくない?と、改めて現代のツールのすごさに恐れいったのでした。

いやー、面白いな~~。
もうちょいしたらついていけなくなりそうだな。

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