謎解きガイドブック『消えた6人の謎』★5
東京旅行にて3ヶ所、そしてネットで4ヶ所、無事終了!
以下感想!
物語
ある日突然、東京のあちこちで姿を消した6人の人物。その失踪には、ある宝石盗難事件が関係しているという。探偵であるあなたは、彼らの足どりを追って捜査を行う。 手掛かりは、各地点に残された大量の暗号やパズルだけ──。
という概要なのだけど、主役の頭脳探偵にいまいち親近感もてなかったな~。
この本に不満があるとすればそこくらい。
全体の難易度
チェックポイントの周遊は簡単。けどその後の謎解きが、ハマるとなかなか抜け出せなかった!
例えば六本木は、周遊20分、そこから3時間。連れとウンウン唸りながらやってた。
かと思えばすんなり終わった場所もあるし、周遊としてはちょうど良い難易度。
現地で謎解き
(秋葉原、浅草、六本木)- チェックポイントが観光に合わせて設定してあって良かった。こういう機会がないと行かないような場所も。けど謎解きに夢中になると、観光どころじゃなくなるんだよな~。気になったとこはガンガン寄り道していく方が街を楽しめそう。
- わからない地点があるとしばらくそのへんウロウロする事になるし、穴埋めが終わってから移動がある場合も。なので思ってたよりも体力を使った。
旅行で、よく知らない土地をあちこち周り、休むところを探したり、食べるところを探したり、時には迷ったり引き返したり……というのは結構疲れる。
今思えば1日1ヶ所で十分だったなあ。他に予定がなければ1日2カ所。 - 疲れたのは寒さのせいもあると思う。そのとき鹿児島は暖冬で22°、コートいらずの気温から、いきなり9°……寒波の只中へ!
次は暖かい季節にやるぞ。 - 六本木のとあるポイントでは、警備員のおじさんに「見つけるの早かったね〜」と声をかけられて面白かった。みんなここで結構悩んだり、通り過ぎていく人もいるとか。しかしおじさんとしては「答えを教える訳にもいかないもんねえー」って。RPGのNPCみたいだ!
現地ならではのエピソードができるのは、街歩きならではのいい所。
ネットでの謎解き
(お台場、原宿、神保町、ラスト)- 歩き回らなくていいから疲れない!やっほう!
- ストリートビューが意外なところまで網羅してて助けられた。すごい。
ビューでわからない所は、画像・ワード検索でだいたい解けた。
まったくわからなかったのはお台場の1ヶ所だけかな?そこは推測で。 - 足を使う探索とはまた質が違って、これも面白かった。ストリートビューを駆使する謎解きがあってもいいのに……ネットの情報は更新が多々あるから、難しいのかなー。
周遊謎はだいたい街に散らばる小謎をたどるものと聞いていたけれど、この本も然り。
でも謎解きも観光もしたい!というニーズにはぴったりだし、6+1の街を探索するボリュームを考えたら、お得な本でした。
購入を迷ってる方はAmazonで内容もいくらか見られるようです。