こちらで読んだ:ghostbuster's book web.
※以下ネタバレあり。
感想
走馬灯、というにはあまりに圧倒的で、壮大。クローズアップして描かれる自然や人物たち、感触や香りの描写。
ファーカーはまさにそこで生きている。
読みおわってすぐは、もう一度読みなおして、現実ではどうなっているかを想像したりもしたのだが(睡眠時、外の音が夢の内容に影響するというのを思い出した)、そういう仕掛けだけを目的に読むものではない気がした。
その一瞬にこれだけ壮大なものが詰まっているということに、意味があるような気がする。
死が見せる圧倒的な夢と、あまりにあっけない現実の一瞬。
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