2014-08-21

クトゥルフメモ

以前『ラヴクラフト全集』を途中まで読んだ分のメモ。自分用。

世界観に興味はわくものの、いまいち魅力を理解できないでいるクトゥルフ。
私にとってまず問題なのは、「怖くない」ということなんだと思う。



1-1 インスマウスの影

人が寄り付かない陰気な街インスマウスに立ち寄る主人公 不思議な装飾の冠 老人ザドック・アレンから話をきく オーベッド船長の異教信仰 オサハイト島東の火山島 羽振りのいいカナカイ族との交易 火山島に住む魔神に生贄4/30と10/31

魚人と混血すると自然死しなくなる 海に帰りたくなる オーベッド船長の二度目の航海 人も建物も金に似たものも無くなる 廃墟神殿の石造物のみ残る 飛び散る小さなかけらに卍文字 金をあてにしたオーベッドに打撃


オーベッド船長は異教の神に魂を委ねた 魔の暗礁に行き魚を集めるまじないを、魚人に生贄をはらい契約を 行方不明になった者達 街は裕福に ダゴン秘密教団を設置 行政に目をつけられオーベッド以下32人牢へ その後魚人が陸へ、牢はこじ開けられ敵対した住人行方不明(約半数)


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最初は面白さが全然わからなかったんだが、今日見返したら面白いとこもあった。
冗長とは思う。老人の話で核心は完結してる感がある。


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街は魚人にのっとられる 混血が進む オーベッドの子孫も人間の姿から変貌 魚人は何かをしでかそうとしている ショッゴス 話途中で見つかった!と老人が叫び主人公は逃げる 街から脱出 p118に形態描写 家系の話 祖先の宝にあの冠が オーベッドと魚人の血を引いている?

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『クトゥルー神話の謎と真実』という友人にもらった冊子を合わせて読んだ。
「神話集」の章でいくつか物語を紹介しているのだが、この要約がよくできていて、「インスマウスの影」に至っては冗長さに辟易していた分こっちの方が面白かった。

「ダニッチの怪」のあらすじだと、人が怪物と子作りするみたいだし。
Twitterのクトゥルフ好きな人によれば、怪物同士でも混交するらしい。

なるほどなー、興味レベル上がったかも。
「インスマウスの影」では妻が怪物で、その子どもによる街乗っとり作戦が実行されている。
怪物の奥さんが子を生むっていうのは、俺屍的な感じで惹かれるものがあるなあ。



1-4 闇に囁くもの

主人公:文学教師/民俗学研究者
記録的洪水の後、川に浮かぶ妙な生物についての噂。
甲殻類の胴に膜様翼、触覚…p190に形態描写

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この奇妙な感じ、Sirenだ!
(ほんとは逆、Sirenがクトゥルフの影響を受けているので当然なのだけど。
 読了後、Sirenの話は想像以上に正統派だという印象)

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古きインディアンの伝説にその端緒が。
山頂の森林、水源の奥に未知の怪物がいる。目撃情報もある。
p192に形。

p194
この土地の言い伝えにはケルト系、インディアン他さまざまな人種のものがあるが共通する事は、「それが地球外のものである」ということ。


ヘンリー・エイクリーからの手紙
幻想ではなく、森の中に実際に怪物がいるのだと
スパイがいる、録音された怪物の声
黒い大きな石:象形文字入り、を発見
新聞紙上で討論せずどうか静かにしてほしい、何者も森に立ち入らないよう

文字が解読できそう
人間現出以前の神話―ヨグソトホートとクトゥルフの伝説
ネクロノミコン死霊秘法にあり
録音、石、決定的写真を送付してもいい
返信後写真が届く p212足跡描写


この地方の怪奇現象もマイゴウも何かが人に擬態している
石の写真p213 太陽系がない頃にいた半存在?

涜神行為は太陽系の外れにある惑星ユッグゴトフ(ユゴス)からくる。


黒い石、送付途中で無くなる。
エイクリー邸の番犬が射殺され、電話は不通になり、精神的に追い詰められていく。

エイクリーは送っていないのに、彼を騙る電報が届く。

家の付近に足跡がつく(爪痕)。
月のない闇夜になると決まって銃撃戦。
怪物を傷つけ緑色の悪臭を放つ粘液と血。
手紙に「自分は狂ってるかもしれない、やつらは私に話しかけてきた。連れ去るつもりだ」

エイクリーの手紙。怪物の死体の写真を撮ったが、姿が映らない。
p239描写 決戦の覚悟

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どのへんでみんながハマるのかまだよくわからない。
怖い、恐ろしい、悪夢のような、という形容詞ばかりで、一体何が怖いのか把握できない…

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244
宇宙人と話して理解し合った後に書かれたらしき手紙。
宇宙人を地球から追い出そうとする一派が手紙をかすめ取っていた。

247

もはやなにを言ってるのかわからない域の、宇宙人に関する詳細。
エイクリーの態度が変わりすぎていて、本当に彼なのか?正気か?という疑問が浮かぶ。
エイクリーの元へ向かう主人公。

270~屋敷の中へ

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ふむ、最後の終わり方面白いなー。元気があるときに屋敷内から読もう。


3-1 ダゴン

海に遭難中気づくと軟泥に埋もれる 時間経過で巨大な陸地に 文字と浅浮き彫りの絵が描かれた巨石 絵<水かきのついた人間のよう ポリュフェーモスを思わせる巨体、鱗付きの腕…に遭遇



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