2014-08-03

異形頭、セラフィーニの奇書

最近TwitterでRyuugokuという方をフォローしたんだけど、
この方のツイートが興味深いものばかり。


辿りついた経緯は

荒俣宏『異彩天才伝』

 → 伊藤晴雨

 → 超人のドキッとする絵画 8 横須賀美術館『澁澤龍彦 幻想美術館』続

 → そしてこの絵。
この絵!!
もう、一目見た瞬間に釘付けになった。

「ドキッとする絵画」 まさにこれだなー。
なんだろうね、このエロさは。

しなだれる頭部の手もいいし、本来の腕が無くフォルムがまとまってるのもいいし、
つやつやした張りのある肉体の上にぐにゃりと伸びた手の影、
これが今にも動き出しそうな雰囲気があるところもいい。

この人プライド高くて全然こっちに興味なさそうなんだけど、
手の影はゆらゆら蠢いて私を誘い出そうとしている、みたいな。そんな感じ。

こちらの大きな画像で見ると、かかとはヒールになってる様子。

しかし…
うへー、大きい画像で見つめすぎるのは危険だな。
なんだこのアンニュイな表情の手は。エロすぎる。
とりあえず指先触らせてほしい。美しい。


 藤野一友:
   孤高の幻想画家・藤野一友
   古本夜話6 中川彩子と藤野一友 - 出版・読書メモランダム
   1981/3 美濃村晃 「追悼・中川彩子」 追悼文と拷問絵
   藤野一友=中川彩子 - タンカ館 - Yahoo!ブログ



そしてこの絵。
さっきほどじゃないけど、ややドキッとする。
レメディオス・バロっぽいものも感じるべな。

首の上が人外ならなんでもいいんじゃないかと言われそうだが、
うーん……それは少しあるかもしれない。
獣人、映画泥棒ストリッパーロボットも好き。


調べてみたらこういうキャラが好きなことを「異形頭フェチ」と言うらしい。
でも異形なら何でも好きってわけじゃないしなあ。

あと、頭がないのも面白かった。
> 斬新かつ不可思議!頭部だけすっぽり消えてなくなってしまった写真作品




ヴォイニッチを彷彿とさせるようなこんな本も紹介されてた。



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