2014-01-25

『紙の民』 補足

前に書いた読書メモはこちら: 『紙の民』 サルバドール・プラセンシア




今朝Twitterで、本に挟まっているしおりの紐についての話題がありまして。



その流れでこんなツイートが(selvaさんthx!):

柱…はしら…!!!

補足するとp262。
このページの右上端には柱…「第27章」と書かれた柱があり、
その左にはという記号が書かれてる。
土星はそのすぐ下に位置取り、テキストを綴る。

p272のこと。
複数のカラムは土星のテキストに押しつぶされ、他の登場人物はいなくなった。
だから、屋根が落ちる前兆として…


内容と本のつくりとが合わさって効果を生んでるんだよ!?
立体構造だよ!?
この本、飛び出してくるんだけど!

えーーこれすごくない?すごいんだけど。すごい。
感動してなんかギャル化しちゃったよ。


ちょっとまてよ…

今27章の柱と記号見てて、
この記号、ヒビが入った柱の例えになってんじゃないかって考えてたんだが。

他の章の記号を見ると、本の右上に章題がきてる場合は必ずの記号なんだね。
…ってことはだよ!?


これは、屋根(本の"天")を支える、まさに柱ということじゃないか!

で、それが最後に崩されたと。
ほほう、ほう、ほう!

うわああああ、面白いなあ~。
ほんとに面白い、こういうの自分で気づくと。

他の記号にも何か意味があるかもしれないなあ!

わたくし、いま目がキラキラしております。



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